こんにちは、NBAファンのカックンです。
2年目も順調に成長し、最近ではレブロンやレナードとフル試合マッチアップするなど、NBAのスタメンレベルに完全に定着し第一線で活躍している八村選手。
今回はそんな八村選手が今後どんな選手を目指すべきなのか、考察したいと思います。
1〜2年目の八村選手について
基本情報
年齢:22歳
身長・体重:203センチ・104キロ
ポジション:PF、SF
スタッツ
1年目
平均13.5得点、平均6.1リバウンド、平均1.8アシスト、平均0.2ブロック
FG46.6%、3P28.7%、FT82.9%
2年目
平均13.6得点、平均5.7リバウンド、平均1.8アシスト、平均0.1ブロック
FG47.1%、3P31.7%、FT78.2%
スタッツ的にはほとんど一緒ですが、相手のエース級のディフェンスをしっかり守れたり主に課題だった守備面でレベルアップしていますよね。
ドリブルムーブと3ポイントも着実に向上しています。
プレイスタイル
サイズ・身体能力は現役全NBA選手の中でも上位に入るとんでもない肉体の持ち主です。
特にサイズはあのレブロンと一緒で、203センチ104キロにして走力・機動力が素晴らしいので全ポジションを守れます。
またレナード同様ミドルシュートの打点・精度が非常に高く、3ポイントもエリートクラスである成功率36%以上まで向上できる可能性が全然あります。
プレイスタイルとして一言で言えば、非常に恵まれた体格を持つ2way(攻守兼用)プレイヤーでしょう。
現状、PFとしてプレイしていますが、今季得点王にしてチームメイトのビールも言っている通り、八村選手の適性はSFだと思いますので、よりドリブルスキルやアウトサイドシュート力に磨きをかけて、近い将来SFとしてプレイすると思います。
能力値
(現状→全盛期)
平均以下D、平均C、平均以上B、現役ポジション最強A、歴代ポジション最強S
ドライブ(C→B)、ミドル(B→S)、3ポイント(D→B)、ポストプレー(C→B)、
パス(D→C)、対人ディフェンス(C→A)、リバウンド(B→A)、ブロック(D→C)
将来予想・目指してほしい選手
1〜2年目のスタッツ及びプレイスタイルを考慮し、近しい選手を中心に考察しました。
ぶっちゃけ、これだけサイズとパワーがあって、ミドルと機動力を有しているだけでも、歴代選手含めて探しましたが似た選手はかなり少ないです。
例えばミドルがめちゃ強かったフォワード、リップハミルトンは体重が88キロしかないなどです。
トバイアスハリス(可能性大、なって欲しい度中)
シクサーズで本来のPFでプレイし、今季復調している現役を代表するオールラウンダーの一人です。
身長203センチ、体重103キロとほぼ八村選手と一緒で、ミドルシュートも得意です。
本来のPF、と言いましたが、サイズ的にはやや不足していますが、それを補ってあまりある機動力とシュート力でマッチアップとミスマッチを産み出し、効果的に得点を重ねます。
それって結構今PFでプレイすることが多い八村選手にも言えることですよね。
ただ、ハリスはチームメイトにアルフォーホードがいたりして、昨シーズンはSFでプレイしなきゃだったのですが、その時はかなりスタッツダウンして低迷してました。
やはりハリスにはSFで大活躍するには、スピードとパワーが少し足りないようです。
その点はまさに八村選手が上回っている点であり、ハリスも十分すごいですが、今回予想する選手の中では最も無難な選手像であるハリスについては、充分到達可能な領域ではないでしょうか。
ちなみにスタッツは、
2年目スタッツ:平均4.9得点、平均2.0リバウンド、0.5アシスト
最高スタッツ:平均20.9得点、平均7.9リバウンド、2.7アシスト
8年キャリア平均:平均15.9得点、平均6.1リバウンド、2.0アシスト
2年目時点では八村選手が大きく上回っています。
ドミニクウィルキンス(可能性大•なって欲しい度大)
ジョーダン全盛期に伝説のダンクコンテストバトルを始め数々のハイライトを残したレジェンドSFです。
サイズも身長203センチ、体重102キロとほぼ八村選手と一緒で、体幹の強さがはたからもわかる筋肉質な見た目で、ことジャンプ力について言えば八村選手よりかなり上です。
ヒューマンハイライトフィルムのニックネームの通り、ダンクの印象があまりに強烈ですが、ポストプレーやアウトサイドシュートも歴代SFの中で上位にランキングされるほどうまく、特にパワーとスキルを兼ね備えた豪快なドライブからのミドルシュートやレイアップはあのジョーダンも認めるほどでした。
2年目スタッツ:平均21.6得点、平均7.2リバウンド、1.6アシスト
最高スタッツ:平均30.3得点、平均7.8リバウンド、2.6アシスト
16年キャリア平均:平均24.8得点、平均6.7リバウンド、2.5アシスト
素晴らしいスタッツですね。ジョーダンがいなければ間違いなくダンクコンテスト王や得点王、あるいはファイナル出場もあったであろう選手です。
能力値
(八村選手:ウィルキンス)
平均以下D、平均C、平均以上B、現役ポジション最強A、歴代ポジション最強S
ドライブ(B:A)、ミドル(S:A)、3ポイント(B:A)、ポストプレー(B:S)、
パス(C:C)、対人ディフェンス(A:A)、リバウンド(A:A)、ブロック(C:C)
八村選手がウィルキンスの領域まで行くためには、とにかくドリブルやポストムーブ・3ポイントの差が大きいので、もう3段階くらい向上させる必要があるでしょう。そこまでのオフェンスマシーンになったらまじで本当にハッチヤベーです。。
ウィルキンスはディフェンスも強い選手でしたがリバウンド力やパワーと機動力の強みは八村選手も同様のポテンシャルがあるので、これは実現出来そう。
カワイレナード(可能性中、なって欲しい度特大)
スパーズ時代にはあのジョーダンをして現役最高の2WAYプレイヤーと言わしめたレナード。
言わずもがな殿堂入り確定の現役TOP5選手です。
こちらも身長201センチ、体重104キロとほぼ八村選手と一緒。
八村選手はドラフト時からよくレナードと比較されており、2年目の現在でも最も似ていると言われるのは変わらずにレナードなのですから、本当にここまで行ける可能性がありますね、本当にすごい。
まずはスタッツから。
2年目スタッツ:平均11.9得点、平均6.0リバウンド、1.9アシスト
最高スタッツ:平均27.1得点、平均7.1リバウンド、4.9アシスト
8年キャリア平均:平均17.5得点、平均5.0リバウンド、2.8アシスト
2年目のスタッツは八村選手に非常に似ていますね。
プレイスタイルでは、やはりパワフルなドリブルでフリースローラインへ進入し、体をぶつけてからの高確率のミドル、この必殺技が非常に似ています。
あとはレナードも八村選手も本格的にバスケを始めたのが高校くらいとかなり遅く、荒けずりながらその身体能力とストイックに努力し急速にスキルアップし進化するところも似ていますね。
レナードはラプターズ移籍前後くらいから得点力も平均25得点クラスになりましたが、元々はディフェンスが史上最高レベル、オフェンスは中の上でしたよね。
正直別の時にもお話しましたが、個人的にはここ数年のレナードのプレイオフでも平均30得点以上は当たり前の安定性とクラッチ力は、要所での真のオフェンス力ではもはや歴代最高レベルだと思ってます。
冒頭にジョーダンは、レナードは現役最高の2WAYプレイヤーと言っていたといいましたが、歴代最高の2WAYプレイヤーはジョーダンまたはレナードだと思います。
能力値
(八村選手:レナード)
平均以下D、平均C、平均以上B、現役ポジション最強A、歴代ポジション最強S
ドライブ(B:B)、ミドル(S:S)、3ポイント(B:A)、ポストプレー(B:B)、
パス(C:B)、対人ディフェンス(A:S)、リバウンド(A:A)、ブロック(C:B)
オフェンスについては先のウィルキンスほどのスキル差はないので、スタッツやスキル的な面では十分追いつける可能性はあります。
ただしオフェンス面でのレナードの真の評価は勝負強さと安定性なので、スキル以上に勝負ところで数多くのウィニングショットを沈めて行けるか、が課題になると思います。
一方のディフェンス面ではやはりレナードの方が数枚上手で、対人ディフェンスの強化、あとはブロックももう少し増やしたいところです。
正直対人ディフェンスはレナードレベル、つまり史上最高レベルまで追いつくのはかなり難しいと思いますが、八村選手ならもしかしたら、と期待させてくれるだけ、彼の可能性がいかに無限大か、改めて驚かされます。
番外編
サイズやパワーが近しくてシュート力もある選手。
レブロンジェームズ
IQ・パス能力の違いで遠く及ばず。プレイスタイルも全然違いますね。ミドルは八村選手の方が上になると思います。
カーメロ・アンソニー
必殺のプルアップジャンパーを初め、アウトサイドを中心に歴代最高峰の得点バリエーションを誇るメロ、可能性は0ではありませんが、ここまでオフェンス力が高まれば殿堂入り出来ちゃいますねw
八村選手のプレイスタイル的にはもう少し攻守バランス型ですし、ディフェンスは確実にメロより上になるとは思います。
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