こんにちは、NBAファン歴20年のカックンです。
早くもNBA2021シーズンの5分の1が過ぎ、そろそろ各チームの自力が見えてきましたね。
ここまでの最大のサプライズはやはりネッツのBIG3結成でしょう。
KD、カイリー、ハーデンのBIG3は攻撃力だけで言えば間違いなく歴代最強ですよね。
一方で僕の応援するペリカーズはどうかというと、やや期待外れな成績になっています。
今回はそんなペリカンズについて、最近の試合を振り返りつつ、噂に上がっているロンゾ・ボールのトレードについてもお話したいと思います。
現在の順位について
ウェスタンカンファレンス
1位 レイカーズ(12勝4敗)
メンバーが入れ替わってもやはり強い!去年以上かも、優勝大本命ですね。
2位 ジャズ・クリッパーズ(11勝4敗)
ここも順当ですね。ポールジョージ 絶好調、今年こそヘタるなよw
3位 サンズ(8勝5敗)
クリポ加入効果はやはり絶大ですね〜、プレイオフ進出は間違いなさそう。
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12位 ペリカンズ(5勝9敗)
シーズン開始前は、正直6位(8勝6)くらいいけるんじゃないかと期待していたのですが、やはりウェストは強豪揃いなのでこのままではプレイオフ進出はかなり厳しいですね。
イースタンカンファレンス
1位 シクサーズ(10勝5敗)
今季絶好調、チームの雰囲気もかなり良さげですね!シモンズとエンビード両方残す決断はかなり勇気がいったと思いますが、個人的にはとても良かったと思います。しっかりアウトサイド補強しバランスの良いチームに生まれ変わりましたね! 個人的にはイーストで一番応援しているチームなので今年こそぜひファイナル進出して欲しいです!
2位 セルティックス(8勝5敗)
3位 バックス(9勝6敗)
こちらも実力通りですね、プレイオフでどこまで勝ち上がれるか、その一点だけでしょう。
ペリカンズ のスタッツ詳細
チームスタッツ
平均得点:108.1得点(全30チーム中23位)
1位はウィザーズで120点!攻撃力だけは今年もヤベーなw
3ポイント成功数:139本(29位) 成功率:34%(27位)
ここですな、、ジャズやバックスなどの好調な強豪は250本、40%なので、その差は歴然。
平均アシスト:22.7アシスト(全30チーム中25位)
1位はホーネッツの28.7アシスト。ラメロを中心によくボールが回っているようです。ちなみに今のところアシストトップはヨキッチ笑!センターでアシスト王ぜひ獲得して欲しい!!
平均リバウンド:47本(全30チーム中6位)
フィールドゴール%も47%で14位なのでリバウンドはとれている方かな、ここはまあアダムスやザイオンなどいるし試合見ていても問題なし。
個人スタッツ
ザイオン・ウィリアムソン
平均23.7得点(60%)、7.6リバウンド
昨年とほぼ変わらないスタッツですが、十分高スタッツです。
得点はイングラムを超えてチームリーダーです。しかも確率がエグい。
正直昨年21試合だけだったし、終盤は他チームも対策を始めてきたので、ブレイクした時の勢いほどの成績は序盤は残せないかも、という懸念があったので、安定して高水準のスタッツを残しており一安心。
まずはペリカンズにとって最も好材料でしょう。
前にも考察で語った通り、怪我をしないためか結構パワーを抑えてプレイ
している印象だったのですが、直近の3試合では積極的なドライブや豪快なダンクも連発しており、平均30得点超え!
やはりこのチームの未来はザイオンなので、チームの成績はもちろん大事ですが、周りのメンバーの成長や補強も含めて、しっかりプレイオフ狙える状況になるまでは無理し過ぎず今のペースで着実に経験を積み成長してもらいたいです。
ブランドン・イングラム
平均22.9得点(46%)、5.7リバウンド、4.8アシスト
こちらも去年ブレイクしMIPを獲得した昨シーズンとほぼ変わらない素晴らしいスタッツです。
ザイオン以上に得点を任されており、苦しい場面でも自らシュートクリエイトして得点をもぎ取る事を期待されています。
その中でもしっかり期待に応えており、エースの風格を感じます。
ただし、スーパースターになるにはもう一皮むける必要がありますね。
チームが負け越しており、特に接戦を落とすことが何度もありますが、クラッチには若手のアレキサンダーやザイオン、レデイックなど、結構まちまちで、終盤にチームの軸というか勝ちパターンがない気がします。
イングラムがクラッチタイムにおいてもっとボールを要求して欲しいです。
エリック・ブレッドソー
平均11.6得点(46%)、3.5リバウンド、3.6アシスト
今シーズンからバックスからペリカンズに移籍したブレッドソー。
スタッツ・役割ともにほぼ期待どおりの活躍ではないでしょうか。
毎試合安定しており、ここで得点が欲しいなという場面では自らドライブしてタフショットを沈めたりフリースローをもらえるのでイングラム、ザイオンにつぐオプションとして心強いですね。
185センチながら非常に屈強な肉体であり当たり負けしませんもんね。
また3ポイントも4割近い成功率で沈めており、昨シーズンから5%近く改善しており、アウトサイドシューターとしてもとても重宝です。
スティーブン・アダムス
平均9.6得点(61%)、9.5リバウンド
こちらもサンダーから移籍して新チームでの再出発となりますが、まさに縁の下の力持ち、ザイオンとともにパワーとリバウンド力、機動力もあってかなりいい感じのインサイドですね。
汚れ仕事も率先して黙々とやってくれるおかげでチームリバウンドはもちろん、若いチームにも良い影響を与えています(彼もまだ27歳とかですが笑)
セカンド・ユニット
JJ・レディック:
8.6得点も3成功率は32%。ここ数年では一番乱発している印象です。
というのもオフボールからのキャッチアンドシュートというよりも自らタブスリーを打っている場面が多く、うまくゲームメイクができていない、レディックのシュート力を活かせていないと思います。
アレキサンダー・ウォーカー:
僕もよく知らなかった新人ですが、先日も37得点をあげるなどかなりシュート力のあるガード選手で、チームにとっては期待以上の活躍を見せている嬉しい誤算でしょう。
平均19分で12得点あげており、もっと経験を積ませ成長させればこの若いチームはさらに化けるかもしれません。期待大ですね、まじで彼は今季キーマンです。
ロンゾ・ボール
そして今回のメイントピックとなるのがロンゾです。
ここまで見てきて、メインの選手はそこまでスタッツも悪くないし、なぜこんなに勝てていないのか、僕も本当に不思議です。
が、スタッツだけではなく、実際に全試合見て思うチームの課題は、やはりアウトサイドシュート力と終盤の試合運び、あとはペリメータディフェンスです。
そして結論からいうと、ロンゾは悪い選手ではありませんが今のチームに求められるポイントガードではなく、うまく噛み合っていないと思います。
ますスタッツは
平均12.1得点(38%)、3.7リバウンド、4.5アシスト
アシストも特に多くありませんし、何より得点確率が悪過ぎます、3の%は28%です、しかも結構打ってます、、せっかくザイオンが切り込んでから絶妙なキックアウトでドフリーを作っても外す場面を何度も見ています。
そう、ロンゾにはアウトサイドのシュート力が決定的にかけています。
あと、今季本当に3Qまでは勝っているのに、4Qから接戦を落とすことが多く、このチームは終盤の試合運びがかなり課題です。
ロンゾもバスケIQは高く、スキルもあるとは思いますが、経験値が少ないため、先のシュート力のなさと相まって終盤は存在感がほとんどありません。
ロンゾは噛み合っていない?
先ほども言った通り、ロンゾはディフェンス力もありコートビジョンも広く、良いPGなのですが、現状このチームにはダブルガードとして同時に起用されているブレッドソーがゲームメイクできたり、若手のアレキサンダーもいたりと、そこまでロンゾがいないといけない状況ではありません。
むしろ、終盤でもチームを統率し勝利に導くパターンを築けるベテランで、かつアウトシュート力のあるガード選手が求められています。
ロンゾに関するトレードの噂
そんな中現在噂に上がっているものの一つが、冒頭お伝えしたネットのカイリー・アービングとのトレードです。
もちろんロンゾだけでは釣り合わず、ハートをはじめ、優秀な脇役選手や指名権を手離す必要がありますし、今のところそこまで現実的な話ではありません。
が、このままでは今シーズンプレイオフ進出は厳しいでしょうし、ザイオンとイングラムを中心にチームを作り上げる上では、もしかしたら早めに改革に動いた方が良いのかもな、と思っています。
まとめ
昨シーズン、イングラム等と共にある意味レイカーズから無理やり放出された形のロンゾ、新天地ペリカンズで楽しそうにプレイしていただけに今シーズンの不振は残念ですが、ブレッドソーやアダムスの加入などチーム構成も変わりましたし、もしもトレードとなった場合でも、別のチームでロンゾの良さを存分に発揮して欲しいと思います。
何はともあれ引き続きペリカンズを応援したいと思います!
それではまたお会いしましょう。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!