こんにちは、NBAファン歴20年のカックンです。
遂に2021年シーズンも開幕し、また楽しいNBAライフが始まりましたね!
そんな中、好きな選手がまた一人増えました。それはラメロボールです。
いやーなんちゅうパス出しおんねん、ってくらい、ルーキープレシーズンにして早くも歴代アシストランキングTOP100に入っても良いくらいの超絶センスを見せつけています。
ということで今回は、長いNBAの歴史の中で最もバスケセンスがある選手は誰なのか、ランキングしていきたいと思います。
バスケセンスの評価基準
以下の要素を総合的に見て評価しています。
最高のバスケ選手になるにはストイックさや努力、勝負強さといった精神面や、パワーやジャンプ力等の身体能力ももちろん重要ですが、そうすると別記事でまとめた歴代身体能力ランキングに似通ってしまうため、今回は以下の要素にのみ絞りたいと思います。
・創造性(誰も見たことのない、華のあるプレーを想像する力、トリッキーさ)
・バスケ選手としての体の使い方のうまさ(動きの滑らかさやリズム、空中でのボディバランス)
コートビジョンの広さ等もセンスではありますが、サッカー等他スポーツでも同様ですので、まあわかりやすく言えば、あくまで、バスケのプレーを素人が見た際に、明らかに「やばッこの選手信じられないくらい上手い!すごい!」と言う度合いですね笑
あとは、バスケ始めた当初から、こいつ神童やん、、て感じで、本当対して練習しなくてもできちゃうんだろうなーって感じ度ですね(笑)
実際にはめちゃめちゃ努力・練習しているのでしょうが、いかにNBA選手とはいえやはりすぐにできちゃう人とそうでない人はいます。
それでは早速ランキングしていきましょう。
第10位 ヴィンス・カーター
歴代ダンカーランキングTOP3間違いなしのレジェンド。
やはり210センチ人超えやダンクコンテストを始めダンクのイメージが強く、その最高クラスの身体能力が評価されがちですが、今回は空中での想像性・圧巻のボディコントロールを評価して10位にランクイン。
ダンク時はもちろん、個人的には、何度となく相手ディフェンダーを完全に空中で抜き去った360度レイアップが印象的です。
これほど美しく流れるような空中動作を行えるのは最強クラスの重心移動・ボディコントロールができる選手、それこそジョーダン等一握りの選手だけで、僕が見てきた中ではカーターのその動きがやはり一番すげーーーって感動しました。
第9位 リッキー・ルビオ
若干15才にして北京オリンピックでアメリカ代表相手に大活躍していた元祖神童。コービーやクリポ相手に見せたボールコントロールやパスは、まさにセンスと言うものを感じさせました。。当時本当にビビりました。。
Jウィルのように派手とか、ストックトンのように正確無比とかって印象ではないんだけど、なんかルビオにしかない独特の感性を感じますよね。
速攻から、少しペースコントロールしてチームメイトが上がってくるタイミングをうまーく捉えている感じです。
サッカーのオフサイドギリギリの飛び出しに合わせるキラースルーパスみたいな感じです、スペイン育ちの影響もあるかもしれません。
例えるなら魔術師、でしょうか。往年の選手で言うと、ピートマラビッチやナッシュなんかと似たような系譜かもしれませんね!
第8位 ラメロ・ボール
まだNBAデビューしたてのラメロをこの順位にするのは異論があると思いますが、完全に期待を込めての順位です。
学生時代からその非凡なパスセンスに注目が集まっており、既にNBAで活躍している兄のロンゾをして、俺より上手いと言わしめていました。
僕はロンゾもなんだかんだ相当センスすげーなと思ってますが。
正直、ラメロはその期待と想像を大きく上回ってきていてマジで大好きになっちゃいました笑
パスで好きになっちゃう選手って本当このランキングに出てくるくらいとんてもないレジェンド選手クラスなんですが、ラメロにはそれを感じます。
プレイに華がありますね、めちゃめちゃかっこいいバックビハインドパスを連発しているので、これからの活躍に期待大!
第7位 カーメロ・アンソニー
オフェンスのセンスとは何か。それを体現しているような存在。
歴代スコアリングTOP10で登場したKDなどと比べて、メロはなぜこのセンスランキングに入ってくるのか。
それはまずシュートフォームが圧倒的に美しく、かつスパスパ入るからです。
多くのNBAファンも彼のシュートフォームが大好きですよね。個人的にはレイアレン以上に一番綺麗だと思います。ロボットのような正確さもありながら、動きがとても滑らかでカクカクしてないんですよね。あれば天性のものでしょう。
トリプルスレッドからの高速ジャブステップからのプルアップジャンパーはメロの必殺技ですが、あれだけの速度で腕を動かしながらそのまま美しいシュートに移行できるのは、いかに身体能力の高いNBA選手とはいえ、身体能力だけでどうこできる領域ではありません。
オフェンスバリエーションも歴代屈指で、高校時代からアウトサイド、インサイドどこからでも得点を量産してましたね、身体能力、アシスト能力やメンタル面等を抜きにすれば本当にレブロンと同等のライバルでしたからね。
たられば、ですが、コービーのような最強クラスのメンタリティを付けられるとしたら、誰に付ければ最強選手ができるか、ランキングで言えば、かなり上位にくるでしょう。
きっと体重・体調管理や練習の鬼になって、レブロンの優勝を脅かす大きな存在になっていたと思います。
第6位 マジック・ジョンソン
ショータイムレイカーズと呼ばれた通り、まるでサーカスを見ているかのようなパスはまさに魔法。
その独特なドリブルリズムとパスのタイミングはまさに天性のもので、視野の広さ、だけでは絶対になし得ない領域でしょう。
特筆すべきはやはりノールックパスであり、ディフェンスへのフェイク効果はもちろん、観客を楽しませるエンタメ要素を意識していた事は当然あると思います。
現在に至るまでの長い歴史の中で、マジックほどノールックパスを多用した選手は現れていません。
それはあえてノールックを選択する効果効率性の低さ・主流となるゲームスタイルの変化などもありますが、やはりその難易度であり、バスケの様々なプレイの中でも最も技術・練習だけでは頂点まで極めれないプレイだと思います。
そんな中でもマジックが印象的なのは、バスケを心から楽しんでプレイしている姿であり、その延長線上で身体が自然とノールックパスを出しているようです。
第5位 レブロン・ジェームズ
キングことレブロン。
最強の身体能力、を抜きにして、その上で、センスもヤバイ。
アシストやダンク、ブロック等、Youtubeに転がっているハイライト動画からわかるどのプレイでもNBA歴代最高プレイランキングに入るであろうインパクト・想像性。
そして真にどのポジションでもプレイできる数少ないプレイヤーの一人で、その中でも頂点に君臨していること(これはもちろん身体能力のおかげもあるが)
特に、35歳になってレイカーズで初のポイントガードとしてフルシーズン過ごしたその年に平均10アシスト超えでアシスト王になった事は、まさしくレブロンのセンスを現してますよね笑
個人的には神童と呼ばれていた学生時代のプレイ動画を見るのが大好きです。
他にも数多くのスーパースターの学生時代のプレイを見てきましたが、技術や筋力の完成度こそ近年のドラフト上位選手の方が高い場合もありますが、見てすぐに直感でわかる、うわ、なんじゃこりゃ、これ将来間違いなくレジェンドやな、って感じるセンスはぶっちぎりレブロンです。
パスやダンク・ダブルクラッチはもちろん、シュートに持ってくまでの動きやジャンプシュート中のボディバランスが異常です。
正直、溢れ出すセンス、という意味では高校生時代のレブロンが一番かも!
第4位 ステフィン・カリー
これまではパスやドリブルから感じるセンス、が中心でしたが、カリーはやはり3ポイントシュートでしょう。
カリーの3ポイントに関する数々の偉業は説明不要でしょうが、そもそも3ポイント自体、超一流のシューターになるにはどうしても持って生まれた才能・感覚が必要とされており、ノールックパス同様、センスが問われるプレイです。
もちろん死ぬほど努力してこのレベルになった訳ですが、それにしたってハーフコートからバコバコ決めるなんて他に誰もできませんし、なぜ入るのか理解不能です笑
最近ではなんと練習中に150本連続で3ポイントを沈めたとか笑
長いNBAの歴史の中でこれほどオリジナリティある選手は数えるほどしかいません。
第3位 ペニー・ハーダウェイ
漫画スラムダンクに登場する天才プレイヤー沢北のモデルとなったプレイヤー。
ルーキー時代からマジック2世、ジョーダン2世と言われ、その後シャックとともに1度目の引退から復帰したジョーダンをプレイオフで破ったりと、名実ともにネクストジョーダン世代のトッププレイヤーの階段をぶっちぎりで駆け上がっていました。
ハイライトプレイをみていただけるとわかりますが、とにかく華麗で華があります。マジックのようなパスにジョーダンのような身体能力、まさにそんな選手であり、センスしか感じませんでした。
個人的にはレブロンと比較して、身体能力は落ちるものの、代わりに流れるような身のこなしや軽やかさという点で勝り、センスという意味では上だったと考えています。
惜しくも大怪我で若くして短い選手生命でしたが、もしも怪我なく全盛期を迎えていたら、、、と考えてしまう選手ランキングでいえば、ローズかオデンか、ペニーか、それくらいの超大物でした。
第2位 ルカ・ドンチッチ
スロベニア、そして現代NBAの至高。
2018年のNBAデビュー以来、脅威的な成長を遂げているドンチッチ。
シーズントリプルダブルに近いレブロンクラスのオールラウンドな活躍で、初のプレイオフでも更にスタッツをあげ、クリッパーズ相手にブザービーターを沈めるなど、ガチのガチでNBA史上最高の2年目選手と呼ばれている。
単純にそれってめちゃめちゃなセンスですよね。
しかも、みておわかりいただける通り、ドンチッチは決して身体能力が飛び抜けて高いわけではなく、ジャンプ力やスピードは平均程度です。
彼の強みはバスケIQやコートビジョンはさることながら、ドリブルの緩急だったり、相手の裏をつくことだったり、おそらく相手の動きを見通してそれをうまく逆手にとる能力だと思います。
ポスト付近で目の前のデフェンダー相手に両手パスフェイクをしてからもう一度シュートフェイクをして、そこから絶妙なアシストパスを出すなど、信じられないようなプレーを軽々実現しています。
15歳にしてユーロリーグでもMVPに輝き、NBAでも3年目にしてMVP獲得も可能な位置にきています。
まだ21歳と多くの伸びしろを残しているドンチッチが、史上最強選手の候補に数えられる日もそう遠くないかもしれません。
第1位 マヌ・ジノビリ
映えある第1位は30代以上のNBAファンが大好きなジノビリです。
ドンチッチもかなり肉薄していますが、まだジノビリの変態性には一歩及ばず。
そう、ジノビリのプレイは一言で言えば変態です笑
ヤベー!!という言葉以外出てこない、彼にしかできない唯一無二のプレイが数多くのNBAファンの記憶に残っています。
ユーロステップを流行らせた張本人であり、最も上手で、完全には誰も止めれませんでした。
またパスもトリッキーというレベルを超えて、そこでそれを?どうやって出した?ってのが何度も見直してやっと理解できるようなものです。
練習でどうこうできるものではなく、センス=想像性・独自性という今回の企画においては、最もその点でファンを驚かせ、楽しませてくれた選手でしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
このランキングの選手たちでチームを作ったらめちゃめちゃ強くて、しかも天才的でみたこともないようなパスワークでファンを驚かせてくれること間違いなしですね。
今後、僕の期待しているラメロなど、これらの偉大なセンスに肩を並べる逸材が、きっとNBAなら続々と現れ続け、新たな個性を発揮してくれることでしょう。
それではまた次回お会いしましょう。
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