この記事では、NBAが大好きな方々におすすめの本をご紹介します。
Youtubeでハイライト動画を観るのももちろん面白いですが、選手の自伝などを通じ、生い立ちやバスケへの姿勢、練習や試合へ取り組む上での考え方やココだけの裏話など、ネットでは知ることのできない貴重な話を知ることができます。
ぜひ、ご自身に参考になりそうな1冊と出会って頂けると嬉しいです。
NBAレジェンド、コービーの生き様がギュッと詰まった最高の一冊「ハイレベルなバスケの世界へ引き込まれる事を覚悟せよ!」
KOBE BRYANT THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY
NBAのレジェンド、コービーブライアントが引退を記念してバスケや人生への考え方を綴った一冊。
物事を突き詰める事がいかに大切かに気づかされると共に、人生に挑戦しようという活力を与えてくれる、バスケプレイヤーやNBAファンはもちろん、挑戦する全ての方にとっておすすめの本です!
NBA好きなら誰もが知っているコービー。
マイケルジョーダンと唯一比較される究極の負けず嫌い・闘争心の持ち主。
誘惑や怪我に屈せず、ひたすらにバスケを愛し全てを捧げ、世界中に愛され・時に嫌われ、伝説となった選手。
数々の逸話があり、マンバメンタリティの概念は知っているが、本当のところどうだったのか。もっとコービーの思考を深いところで理解したい。
そんな我々にコービー自ら筆をとってくれた。
登場するのは、フィルジャクソンやパウガソル、マジックジョンソン等の何十名もの選手やコーチ・OBから、テーピング職人に至るまで多岐に度る。
彼らからのコービーに対する想いや、コービーから彼らに対する想いもとても丁寧に描かれており、ネットに上がっているコービーの情報はいくつもあるが、この本に書かれている内容はその100倍は濃い。
全ページに試合内外での数々のコービーの秘蔵写真が掲載され、各ページに500から1,000文字程度のメッセージがまとめられており、自伝というよりは格言集に近い。
集中すれば3時間程度で読み終える事ができる。ただし当然だがありきたりな言葉は一切なく、コービー独自の観点で、彼の苦悩や経験の中から生まれたメッセージが力強く僕たちに訴えかけてくる。
また写真ではアイバーソンやダンカン、オラジュワンといった錚々たる選手とのマッチアップの様子についてコービー自身がマーカーを引き、「この時もっともブロックで重要なのは左腕を相手の胸に押し付ける事」といった具合に解説をしてくれており、あのシーンにはこんな駆け引きが存在していたのか、、と思わず唸ってしまう。
それともう1つ。内容はもちろんのこと、ブックカバーもめちゃめちゃカッコ良く、読まない時もインテリアにも最適です。
子供が小学生中頃になったら是非読ませようと思う、まさにバスケファンには家宝になる一冊だと思います!
あなたもぜひマンバメンタリティを感じ挑戦してみませんか。
KOBE BRYANT THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY (日本語) 単行本
NBA史上最高のカリスマ、アレン・アイバーソン自伝
アレン・アイバーソン自伝―もうなにも恐れない
NBA史において唯一無二の存在、アイバーソンの半生をまとめた自伝。183センチと小柄ながら得点を量産する実力はもちろん、その圧倒的なカリスマ性のもと世界中の人々は彼の何に魅了されたのか。アイバーソンの生き様から、自分らしさとは何か、それを貫くことがいかに大切かを学べる一冊。
「体のサイズでプレーしているんじゃない、ハートでプレーしているんだ。」
強烈な強度をもった彼のハートは、どんな苦境に立たされた場面でも、現実の目の前のことに妥協することはない。
極度の貧困、ドラッグや売春が日常的な環境でアイバーソンは育った。
「家族のために成功しなければならないと思った。『NBAに入ろうなんて100万分の1の確率だぜ、わかってんのか、おまえ』ってみんなに言われた。でもオレは言ってやった。『そんなこと言ってられるかよ。オレが成功しなかったら・・考えただけでゾッとする』って」
「オフクロのことはいつも尊敬してきた。オレのロールモデルはスポーツ選手なんかじゃなくて、いつだってオフクロだった」
どれだけ大変な生い立ちだったかは本で詳しく語られていますが、無実の罪で数ヶ月監獄されたりと、本当に凄まじいです。100人の子供がいたとして、誰一人アイバーソンのように不屈の精神で立ち上がることはできないのではないでしょうか。
また、この本ではこのようにアイバーソン自らのインタビューのコメントが沢山盛り込まれており、彼独自の魂のこもった語り口調となっているため、とても読みやすいし引き込まれます。
何度でも挫けず起き上がり、自分らしく生きる事の素晴らしさを学べます。
アイバーソンの言葉を沢山引用していたり、物語が短調ではなくアップダウンが激しいのもあり、とても読みやすく飽きない一冊なので、NBAファンの方は是非、NBA史上最高のカリスマの半生を知り、刺激を受けてみてはいかがでしょうか。
NBA史上最高のピュアシューターレイ・アレン自伝
レイ・アレン自伝 史上最高のシューターになるために
レイアレンの理念が満載の一冊。
毎日の練習、フリースロー前の仕草、ルーティーンこそ全てだ。チームメイトから時々、「レイ、一緒にシュートしても良いかな?」と聞かれる。「もちろん」と私は答える。「でも、今日だけってのはナシ。毎日来なきゃダメだ」なせなら、一度参加すると、私のルーティンの一部になるからだ。
凍える朝に起きると、前の晩の試合の痛みがまだ背中に残っているなんてことは何度もあった。そのたびに、「今日だけは、後1時間だけベッドにいても良いんじゃないか?何か問題があるか?誰も気付かないよ」と自分に問いかけた。
でも私は気づく。もし一度でも休んでしまえば、また休もう、また休もうと続く。そして第4Qで、いつものように跳べなくなっている事に気付くのだ。
確かにシュートというのは外すときは外すものだ。
しかし、努力しなかった結果、外すのは問題だ。
→同じくレジェンドのコービーや野球のイチロー同様、プロフェッショナルは日々自分との戦いに打ち勝ち、やはりルーティンのより自信をつけるのですね。
重要なことは跳躍力を安定させることだ。ボールから手が離れる時に、私が跳んでいる高さが毎回同じであることが重要だ。自分の跳躍力が安定していない時に、それに気付き、対処する事を知るべきだ。私は多くの場合、重要な局面でその高さを維持するまでのレベルに達する事がきた。スパーズ相手の第6戦のように。入団時からずっとだ。試合前の練習、試合中のハーフタイム中のシュート練習でも、常に重要な局面を想定しながらシュートを放っていたんだ。
リーダーとは、最も多く得点を取った人をいうのではない。リーダーとは、特に自分が悪くない時でも、責任をとれる人のことなんだ。
→カッコよすぎます!確かに会社でも良いときは自分の手柄、悪いときはいつの間にか存在薄れる上司いますもんね汗
それ以外にもビストンBIG3の関係性についても詳細に語られており、これまた必見です!
バスケ史上最高のピュアシューターの思考、そして伝説的活躍の裏にあった様々な物語をリアルな描写で知る事ができるバスケ・NBAファンにおすすめの一冊です。これを読めばあなたもレイアレン・ボストンビック3マニア間違いナシです。
NBA史上最恐リバウンダーデニス・ロッドマンの自伝
デニス・ロッドマンの「ワルがままに」―NBAを変える男
NBA史上屈指のリバウンド王、そしてその奇抜なキャラクターで世界中のNBAファンからジョーダンに匹敵する人気となったロッドマンの半生を綴った一冊。スラムダンクの花道のモデルとしても有名ですね。歯に絹着せぬロッドマンらしさ全開の軽快な口調で80〜90年代のNBAの裏舞台を教えてくれることはもちろん、「既存の社会的な規律に盲目的に従うべきではない事」、「他者とは違う自分なりの強みを見つけ、磨き上げる事の重要性」を学ぶ事ができる一冊。
「ワルがままに」は1996年に発行され、全世界で大ヒットを記録した作品です。
発行されてからかなりの月日が経っていましたが僕は高校生の時に初めてこの本に出会い、当時は全身を貫かれるほどの興奮を感じたことを覚えています。
社会に様々あるかしこまったルールのうえで、当たらず触らずやっていくのが大人の安全な生き方だとしたら、果たしてそれで本当に幸せなのだろうか。
ロッドマンの実体験からくる生きたメッセージにNBAファンになりたてだった僕は影響され、その後30代半ばの社会人となった今でも僕のバイブルの1冊です。
俺はみんなにきく。なぜあんなは俺のプレーを見にくるのかと。ほとんど同じ答えが返ってくる。「それは面白いからだよ」 俺はダンクなど派手はプレーで注意を引きつけようとはしない。ただルリバウンドは死ぬ気でとる、ルーズボールには飛びつくと言った具体に、本来持ちうる全力を出し切るだけだ。ゲームを見にきて、ママ・パパ、僕はあのグリーンのヘアをした選手が好きだよ、という小さな子供のためにプレーするのだ。
度肝を抜く奇抜な外見や行動ばかりが先行し、悪童のイメージが強いロッドマンですが、その実、貧困・差別といった過酷な環境の中で育ち、NBA選手となった後でもメディアや世間から偏見を浴びせられた苦労人です。
死をも覚悟する激しい内面的な葛藤の末、唯一無二のロッドマンが産まれ、世界中が彼に夢中になりました。
私含め、今でも根強いファンが多いロッドマンの伝説の自伝、まだ読んんだことのないかたは是非一度読んでみることをおすすめします。
ワルがままに 自分らしくいこうぜ という気持ちにさせてくれること間違いなしの一冊です。
宇宙リーグの頂点へ!スラムダンクの作者が描く超爽快バスケ漫画
BUZZER BEATER
スラムダンク、バガボンド、リアル
数々の名作を世に生み出し続ける「井上 雄彦」さんが描く、宇宙バスケに挑戦する日本人の物語。
宇宙最高峰を誇るプロバスケリーグ・宇宙リーグ。
だが地球上にはそのフランチャイズは存在していなかった。そこで宇宙へ殴り込むため、地球最強のチームを作る計画が始まった!
個性豊かなキャラと宇宙リーグという壮大な設定で読み進めるほどにめちゃめちゃテンションが上がります。
主人公ノブナガの成長、そして待ち受けるエンディングとは。
久しぶりに楽しいバスケ漫画を読みたい方、バスケ部漫画ではなくNBAチックな壮大なストーリーを読みたい方はぜひおすすめの一冊です。
NBA選手名鑑といえばこれ。全520選手の通信簿を完全コンプリート
ダンクシュート 選手通信簿
NBA雑誌のダンクシュートが年に一度発売するのが、全選手・全チームを評価する通信簿をまとめた特別号です。
選手1人1人の顔写真や身長・体重、得点やリバウンド等の成績まで網羅されており、記者による評価がまとめられています。
NBA観戦にあたり、スター選手以外にも、お気に入りのチーム、自分だけの推し選手を見つけ、応援するのもとても面白いですよ。
この1冊さえ読めば今のNBAのチーム情勢や、どんな選手がいるのかを知ることができるので、まだ購入されていない方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
NBAに入るということ。渡邊選手の自伝
「好き」を力にする NBAプレーヤーになるために僕が続けてきたこと
日本人2人目のNBAプレイヤーであり、現在八村選手とともに挑戦を続けている渡辺選手の自伝。
幼少期からのNBAに対する想いや夢の実現に向けたエピソードが詳細に描かれています。
想いを大切にする事、そのためには自身が、家族や周りの環境がどうあるべきか、バスケを中心に色々な気付きを得ることができます。
現在、または将来バスケをする親子さんはぜひ一度この本を読んでみてはいかがでしょうか。
きっと大きくモチベーションを高め、バスケを通じ親子の絆を深めてくれるはずです。
「好き」を力にする NBAプレーヤーになるために僕が続けてきたこと
日本バスケを盛り上げろ!Bリーグ躍進の秘密
稼ぐがすべて Bリーグこそ最強のビジネスモデルである
Bリーグがいかにして人気を勝ち得るに至ったのか、マーケティングを中心にビジネスモデルを学ぶことのできる1冊。
横浜DeNAベイスターズ然り、いかにデータ活用しつつターゲティングを図り、地域に根ざした事業戦略を展開するべきか、
どういうプロセスで人を集め企画を形にしているのか、
ネットとリアルのハイブリッドの本質とは、
スポーツビジネスの世界におけるデジタルマーケティングの重要性は、自身の仕事やニュース等でも話題になることが増えていたので、なるほどそういうことかと納得。
2019年ビジネス書グランプリに輝いた本書、
バスケファンなら尚のこと、得るものがとても多い一冊です。
ご自身の仕事の参考に、自己投資として読んでみてはいかがでしょうか。
その他おすすめ情報
ビジネス書や小説等のおすすめ本についてはこちらにまとめています。
→勇気が欲しい。毎日を楽しむ、ハードルを乗り越える、好きな事を見つけやってみる。一歩踏み出す勇気を与えてくれるおすすめ本まとめ。